法定12ヶ月点検

法定12ヶ月点検とは?

12ヶ月毎に法令で定められた点検整備です。年間走行距離が10,000km程度の標準的な使用を前提として外から見ることの出来ない部品を取り外したり、テスターを用いて排気ガスの状態等をチェックします。

 

車検から1年も経過すると車の部品は劣化・消耗しますので、次回の車検まで安全なドライブをするためにも欠かすことの出来ない点検です。

必ず受けなくてはいけないの?

法定12か月点検は法令で定められたものなので、“受ける必要があります。” しかし、受けていないからといって罰金などの厳しい罰則があるわけではありません。

 

「罰則ないし・・・」「2年ごとに車検あるし・・・」と、受けない人がいることも現状です。また、警察に法定12ヶ月点検を行っているか問われても、「自分で行っています。」といえばOKになってしまいます。 車検の場合は受けていないと公道は走れませんし、車検切れだと重い刑罰を科せられます。しかし、法定12か月点検に関しては、そこまでの厳しい罰則などは特にないのです。

 

しかし、自動車という命を預ける乗り物として、こまめな点検をするに越したことはありません。日常での安心と安全を考えるのであれば、車検だけでなく法定12ヶ月点検など、定期的に点検をすることをおすすめします。